CoreWeaveとSolidigm、液冷に全面移行

CoreWeave のコンピュートアーキテクチャー担当シニアディレクターであるJacob Yundt氏は、現在のAIデータセンターにおける最重要課題の1つを挙げています。 それは冷却です。ハイパフォーマンスな環境で、各コンポーネントを適切な温度で稼働させ続けることが、何よりも重要です。        それが不可能な場合、スロットリングやパフォーマンス上の問題が発生し、さらにコンポーネントの寿命が縮まる可能性もあります。     

この課題に対するCoreWeaveのソリューションは、液冷の積極的な採用です。この種の高電力・高密度なラックで必要となる冷却能力を、空冷でまかなうことはできません。CoreWeaveはGPU製品でネイティブのダイレクト・ツー・チップ液冷を採用することを確約しているため、Solidigmのダイレクト・ツー・チップ液冷SSDが液冷ビルドで重要な役割を果たしつつあるのは、当然と言えるでしょう。                   

高密度SSDでデータストレージの限界を押し広げつつあるSolidigmは、CSALソフトウェアと液冷の併用によってSSDを最適化しています。CoreWeaveはAI用のクラウドで、このようなストレージイノベーションを活用することができます。Solidigmとの共同作業を通じて、CoreWeaveは継続的なスケール拡大のための規格の定義にインプットを提供しており、これらの規格を活用して顧客向けに新製品を積極的に提供しています。                              

私たちがSolidigmの液冷SSDを高く評価している理由の1つは、液冷によってこれらの高性能で回復力の高いソリューションが実現可能になり、全体的な高密度を達成できる点です。Solidigmとの共同作業は素晴らしいものでした。
Jacon Yundt氏 CoreWeave


 

CoreWeave は、アクセラレーテッド コンピュートに特化した専門クラウドプロバイダーです。CoreWeaveはAIに不可欠なクラウドです。CoreWeaveのシステムは物理法則と戦っています。 

私はJacob Yundtといいます。CoreWeaveでコンピュートアーキテクチャー担当シニアディレクターを務めています。     

AIによって、インフラストラクチャに対するニーズは根本的に変わりました。今や、前例のないスケールのパフォーマンスが求められています。何十万ものGPUが一斉に動作する場合、個々のコンポーネントがすべて完璧に動作しなければなりません。       

AIアーキテクチャーの課題の1つは、各サーバーへの電力供給のための予算が固定されていることです。もしその予算の大部分がファンに費やされてしまうと、GPUで消費できる電力が少なくなります。つまり、顧客が利用できるGPUの数が減ってしまいます。        空冷では絶対にうまくいきません。

消費電力の大きいGPUラックに対応できる十分な冷却能力がないため、発熱するコンポーネントへの通気を十分に確保し、適切な温度で稼働させることは、文字通り不可能です。     これはスロットリングを起こさせないためであり、また、コンポーネントを長持ちさせるためでもあります。     さらに、顧客から見たパフォーマンスにも影響が及びます。    

お客様が CoreWeave クラウドを利用する理由の1つは、非常に高性能なエクスペリエンスが保証されているからです。コンポーネントが熱の問題でスロットリングを起こしていては、そうしたエクスペリエンスを提供することはできません。   CoreWeave では、液冷を積極的に採用しています。2024年、さまざまなロードマップを見たとき、ある種の製品に関しては、今後の方向性としては液冷しかあり得ない、と実感しました。 私たちはデータセンター計画を調整し、GPU製品では、ネイティブのダイレクト・ツー・チップ液冷のみを提供することにしました。これは重要なインパクトをもたらしました。このおかげで他社に先駆けてGB 200とGB 300を展開し、市場をリードすることができました。なぜなら、当社のすべてのデータセンターが、ネイティブの液冷ソリューションに対応する準備が整っていたからです。      

Solidigm がSSDのダイレクト・ツー・チップ液冷の分野で先行している理由の1つは、規格の定義に協力している点です。これによって当社は継続的にスケールを拡大し、いちはやく市場へ製品を投入し、こうしたオープンスタンダードを活用して新製品を積極的に提供することができます。      

私たちが Solidigm の液冷SSD を高く評価している理由の1つは、液冷によってこれらの高性能で回復力の高いソリューションが実現可能になり、全体的な高密度を達成できる点です。 Solidigm との共同作業は素晴らしいものでした。当社は可能な限りオープンスタンダードを活用しており、Solidigmとの共同作業に非常に満足しています。Solidigmがこれらのオープンスタンダードをさらに前進させる力になってくれると分かっているからです。