AIインフラストラクチャー・フィールド・デイ ソリダイム イベント概要

Call out to Solidigm AI Infrastructure Field Day for AI data storage and AI workloads
Call out to Solidigm AI Infrastructure Field Day for AI data storage and AI workloads


1. ソリダイムと一緒に、AIインフラストラクチャーの知られざる功労者について学びましょう

コストもふまえたAIのソリューションとしての価値について議論する前に、基礎知識を何点か確認しておきましょう。最初の動画では、ソリダイムの市場開発ディレクター、エース・ストライカー(Ace Stryker)が、AIデータの爆発的増加の歴史について、価値の推移やAIの成長がもたらす影響と合わせて詳しく説明します。さらに、組織がAIの導入コストを上回る価値を得るにはどうすればよいのか、近年変わりつつある最新の動向についても考察します。 

 本セクションで取り上げている項目

  • ベンチマーク指標 ARC-AGI 
  • AIの精度とモデル
  • 注目すべき精度を向上させる方法論
  • AIの企業導入における主な影響
  • 無駄にできない1ワット、1平方インチ
  • ソリダイムについて

AIのユースケースにおけるストレージの価値と影響について、視聴者の皆さんにご理解いただけるよう、じっくりとご説明いたします。この分野の話題の多くはGPUとメモリ要件に集中しがちですが、多くのアーキテクトの認識以上に、ストレージは重要な役割を担っています。検索拡張生成(RAG)の登場や、AIパイプラインのさらなる革新の様子を見ると、ストレージの価値は指数関数的に高まっています。このセクションの締めくくりに、イベントの残りの部分についても簡単に紹介をします。 

2. 一律ではないソリダイムのAIデータソリューション

標準ソリューション、包括的ソリューション、汎用ソリューションの間には、微妙な違いがあります。本セクションでは、ソリダイムのリーダーシップ・ナラティブ・ディレクター兼エバンジェリストであるスコット・シャドレー(Scott Shadley)が、データソリューションは一律ではないという事実をお伝えしながら、当トピックについて解説いたします。今日のインフラストラクチャー要件では、単一の製品で全データストレージの導入要件を満たすことは不可能です。AI、cosmic SSD、そして功労者「レミング」の助けを借りて、ユーザーの皆さまにソリダイムのポートフォリオについてご紹介し、可能なソリューションをご理解いただきます。

本セクションで取り上げている項目

  • 市場のダイナミクス
  • 市場要件
  • データストレージにおけるエッジとは?
  • エッジコンピューティング・アーキテクチャの詳細分析
  • ソリダイムのポートフォリオ概要
  • データストレージの歴史と未来についての議論

スコットはソリダイムの製品群に大きく焦点を当て、製品「群」であることの価値を強調しています。業務量がさまざまな製品にどのように反映されるかについて議論する中で、視聴者は利用可能なソリューションについて理解を深めていきます。各ソリューションは、ユーザーのニーズを満たすお客様の意見に基づいて、目的と機能に応じて作成されています。ソリダイムは、最初に、最高かつ唯一の製品を作るだけでなく、顧客のニーズをターゲットに製品開発を行っています。セッションの締めくくりには、データの保存によって発生する熱量とSSDエコシステムの影響について説明します。

3. ソリダイムと考える2025年のAIにストレージが重要な理由

当セクションでは、エコシステム、ワークロード、そして顧客を理解することの価値をわかりやすくお伝えするために、ゲストにMetrum AIの創設者兼CEOであるスティーン・グラハム(Steen Graham)を招き、AIソリューションに対するストレージの影響をリアルタイムでデモンストレーションしていただきました。スティーンによるデモへの理解をより深めるため、デモの前にソリダイムAIパイプラインの概要と最新情報について、エースよりご説明しました。 

本セクションで取り上げている項目

  • ソリダイムのAIパイプライン
  • RAGを使用した際の精度への影響
  • Metrum AIの概要
  • Metrum AIとソリダイムの研究に関するウォークスルー
  • 業務の実演
  • アウトプットのレビューと価値に関する議論

エースとスティーンは、当セクションの大部分の時間を割いて、AIへのストレージの影響に関する共同分析を行いました。この共同分析を始める前に、AIのユースケースにおけるデータ経路、インフラストラクチャーの様々な構成要素を変更することによる影響、および関連コストについて、必要な導入説明と背景情報を共有しました。このデモをリアルタイムで披露したのは、ソリダイムのパートナーであるFarmGPUです。同社はハードウェアを運用しており、当チームがソフトウェアの実験を行いました。セッションの最後は、ストレージへの作業のオフロードのデモンストレーションと、その実証的な価値の紹介で締めくくられています。 

4. 業界初のSSDがソリダイムとタッグを組みAIの課題に挑む

プレゼンテーションは2時間に及ぶので、パートごとに雰囲気を変えた方がより充実した内容になると考えました。ここでプレゼンテーターのお色直しも行い、イベントのテーマも変えて、気分一新です。ここからはスコットが再び登場し、AIニーズの高まりに対応するソリダイムのユニークなイノベーションについて紹介します。ここで焦点を当てているのは、パートナーシップ、革新、そして顧客発想のソリューションに意識を向けることです。最近、多くの技術発表が行われていますが、その多くはニュースの話題を作ろうとしているだけで、私たちが今本当に必要としているソリューションはそれほど多くはありません。このことは、"ビーコンを照らせば、駆けつけてくれる"という前提がこの市場では通用しないことを再認識させられます。 

セッションで議論された項目

  • 新製品紹介
  • 顧客のニーズに即した価値
  • 大規模なイノベーション
  • 開発におけるパートナーシップ
  • 総保有コスト(TCO)に関する議論
  • 冷液式のストレージが登場

顧客やパートナーの意見に耳を傾け、協働してソリューションを提供することの影響力に着目しながら、セッションは進められていきます。スコットは、1990年代のすべての映画を4Kで保存できる122TB SSDの導入、その実現により容量が9分の1に削減したこと、そして革新的な新技術のリリースについて紹介しました。これはDell Technologiesの製品で、5月28日に顧客向けに発表されました。当製品のリリースは、市場で必要な製品が作られたことの証です。セッションの最後には、AIで最も革新的なストレージであり、次世代GPUプラットフォーム向けにNVIDIAと共同開発・設計した、液冷式SSDソリューションを紹介しました。この世界初のホットスワップ可能な液冷式SSDは、スコットの衣装替えも含め、一日の終わりを締めくくるのにふさわしい画期的な製品です。詳しくはこちらの記事をご覧ください: ソリダイム完全液冷式SSDソリューションのご紹介

最後に

イベントの最後には、この取り組みの価値が際立つような出来事がありました。それは、ソリダイムがカメラの外でも、会場内の参加者とより詳細かつ活発な議論を行えたことです。これにより、ソリダイムは、業界最高水準のソリューション、歴史、経験、パートナーシップについて詳しく紹介することができました。当イベントはリプレイ動画がご利用いただけますので、プレゼンテーション内で共有された情報をご活用ください。 

 

スピーカーについて

Ace Stryker は、Solidigmの市場開発ディレクターであり、同社のデータセンター・ストレージ・ソリューション・ポートフォリオの新興アプリケーションに注力しています。

Scott Shadley(スコット・シャドレー)は、Solidigmのリーダーシップ・ナラティブ・ディレクター兼エバンジェリストであり、計算ストレージ、ストレージベースのAI、ポスト量子暗号を含む新しいストレージ技術の採用を促進する取り組みに注力しています。スコットは半導体とストレージ分野で25年以上の経験を持ち、エンジニアリングと顧客重視の役割の両方で重要な役割を果たしてきました。 

Metrum AIの創設者兼CEOであるスティーン・グラハムは、 IoTやエッジAIエコシステムなどのテクノロジーにおける最適化と統合を、20年以上推進してきました。 

ソリダイムの製品マーケティング・マネージャーを務めるジェニース・ウノロフスキーは、データセンター・ストレージ・ソリューションの分野で14年以上の経験を持っています。インテル コーポレーションのテクニカル・マーケティング部門でキャリアをスタートし、ソリダイム入社後は多種多様な企業とパートナーとともに、データセンターSSDイノベーションの推進に携わっています。休みの日には、子どもたちと一緒に過ごす時間や、柔術のトレーニング、アウトドアの探索を楽しんでいます。