大容量SSDで持続可能性を解き放つ:Ocientの新しいホワイトペーパーを読む

AI generated Solidigm and Ocient collaboration image for lower carbon footprint with SSDs in AI applications.
AI generated Solidigm and Ocient collaboration image for lower carbon footprint with SSDs in AI applications.

Solidigmの顧客であるOcientの興味深い新しいホワイトペーパー「HDD or SSD? An Opposing Look at Lowering Carbon Emissions for Real-time Analytics.(HDDかSSDか? リアルタイム分析の二酸化炭素排出量削減について見直す)」をご紹介します。2016年に設立されたOcientは、先進的な企業にハイパースケールデータソリューションを提供しており、インタラクティブな時間の膨大な件数のデータレコードを分析して価値を引き出しています。Ocientは洞察に満ちた分析を行い、特にエンタープライズ規模のストレージ環境におけるフラッシュベースの大容量SSDの二酸化炭素排出量削減効果について、従来のHDDと比較し、深く調査しています。データセンターにおけるストレージの効率とパフォーマンスの向上に重要な役割を果たす超大容量SSDについて述べたホワイトペーパーをぜひお読みください。

本研究では、HDDのほうが製造時の二酸化炭素排出量が少ないため、SSDよりも環境に優しいはずだという考え方に異議を唱えています。SSDの製造では初期の炭素コストが高くなるとしても、実際の運用におけるストレージの炭素排出量を考慮すると、状況はまったく異なってきます。Ocientによれば、「個々の消費者を中心としたシナリオだけに焦点を当てるのではなく、常時稼働している計算負荷の高い大規模なデータおよびAIアプリケーションの現実に目を向けると、二酸化炭素排出量の全体像に対する見方は完全に変わります。このユースケースでも他のユースケースでも、NVMe SSDは分析パフォーマンスを大幅に向上させ、それを達成するために必要な二酸化炭素排出量を大幅に削減できます」

優れたIOPS、低レイテンシー、最大122.88TBの容量を特徴とするSolidigmのSSDは、低パフォーマンス、低効率、低信頼性の機械式回転ディスクである多くのHDDに取って変わることができます。それによって、ハードウェアの不足を解消に導き、運用時のエネルギー消費量を削減し、ストレージソリューションの長くなったライフサイクルを通して運用時の二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。つまり、リアルタイム分析、AIワークロード、大規模なデータパイプラインに最適です。

SolidigmのSSDは、IoT、AdTech、セキュリティログなど膨大なデータストリームを管理する組織に、比類なき水準の効率性と信頼性を提供します。これまでよりも高速で持続可能なデータ処理を可能にするSolidigmのSSDは、高パフォーマンスと環境に対する責任を両立させるというOcientのビジョンに合致しています。ビジネス目標と環境に優しい未来の双方に貢献するSSDアーキテクチャーについて、数字を根拠にして説明しているホワイトペーパーです。

詳細については、以下のOcientのウェブサイトにアクセスすると、ホワイトペーパーの全文をダウンロードできます。エンタープライズアナリティクスとその先の持続可能なイノベーションの原動力となるSolidigmの大容量SSDを、ぜひご覧ください。 

著者紹介

Dave Sierra は、Solidigm の製品マーケティングアナリストとして、今日のデータセンターが直面するインフラの効率化という課題の解決に取り組んでいます。