Solidigm SSD for Dell PowerScale QLC data center collaboration
Solidigm SSD for Dell PowerScale QLC data center collaboration

 
大規模な非構造化データセット向けの大容量、高速、強力な QLC SSD

データプールを数ペタバイト単位で拡張したいとしても、非構造化データセットを処理できる高速 PCIe SSD 製品の選択肢は限られています。ソリダイムには、データセンターを運用するお客様の要件に合った最適なソリューションを提供するための、独自の製品ポートフォリオが確立されています。ソリダイムは、フローティング・ゲート方式とチャージトラップ方式を実現する技術力をもとに、QLC と TLC 両方のテクノロジーを提供できる唯一のベンダーです。ソリダイムの製品ラインは、業界をリードする専門知識を結集し、デバイスの老朽化、容量不足、コスト高といったストレージの課題を解決できる、独自の位置付けにあります。データ負荷の高いサービスが増加する中で、ソリダイムの QLC SSD は大量データへの高速かつ効率的なアクセスを実現します。それだけに限らず、システムレベルでは、コストのかさむ TLC ベースの SSD に匹敵するパフォーマンスも発揮します。StorageReview が実施した、ソリダイム™ D5-P5316 の性能テストの結果をご覧ください。さらに、ソリダイムの QLC ドライブに備わる容量は、実装面積の集約につながり、結果的に総保有コスト (TCO) を削減できる、Dell PowerScale をはじめとするパートナー企業にとって最適なソリューションとなっています。オールフラッシュのノードで構成される Dell の PowerScale ファミリーは、あらゆる規模で信頼性を確保するように設計されています。データ型、使用場所、容量を問わず、PowerScale の管理は難しくありません。PowerScale F900/F600 には、ソリダイム™ D5-P5316 QLC SSD が搭載され、最高クラスのパフォーマンスと大容量を実現します。実際、PowerScale ではソリダイムの QLC SSDを採用することで、252 ノードのクラスターに最大 186PB 格納できます。Dell は PowerScale を市場でも極めて柔軟かつ安全性の高い拡張可能な NAS ソリューションであると確信しており、そのトップのポジションを確保するために不可欠な役割を果たしているのがソリダイムの SSD です。Dell の製品管理担当 VP を務める David Noy 氏は、StorageReview との協力で最近配信したポッドキャストを通じ、PowerScale の未来とソリダイムの QLC SSD が及ぼす影響について解説しました。Dell は PowerScale で段階書き込み方式を採用しているため、ドライブへの書き込み増幅の影響を軽減できていると説明しています。この実装方式とフィールドデータから得たインサイトを組み合わせることで、PowerScale はソリダイム™ D5-P5316 から 14 年間に相当する耐久性を引き出すことができます。さらに、プリフェッチとパフォーマンスの最適化により、TLC/QLC ドライブと同等のパフォーマンスが得られます。Dell はソリダイムのドライブ製品をテストし、負荷をかけた本番環境を再現して、QLC のメリットを顧客にアピールできる好感触の結果を得ています。卓越した耐久性とパフォーマンスに加え、ソリダイムの QLC テクノロジーへと切り替えることで、容量面でも明確な優位性がもたらされます。QLC SSD を搭載した PowerScale システムは、従来の TLC SSD と比べての容量は 4 ~ 8 倍になり、2U シャーシ内に約 1 PB のストレージが実装されます。TLC と比較したコストの削減、容量の拡大、同等のパフォーマンスが実証されていることを考えると、QLC はデータ負荷の高い環境へと前進する、明確なルートを示すソリューションと言えます。Dell の顧客が求めているのは高密度化であり、その期待を実現するのはソリダイムです。2023年には第 4 世代 QLC SSD を発表し、最大 30.72TB から 61.44TB のラインナップの提供を予定しています。現在展開中の QLC 製品について、Dell の PowerScale オールフラッシュ NAS システムへの導入方法とあわせて、詳しくご覧ください。